ダイアナ妃5ポンド金貨を徹底解説(全3回)

今回は、日本国内で人気の高い1999年イギリスのダイアナ5ポンド金貨についてお届けします。

全3回の初回は「コロナ禍がもたらした価格高騰、ダイアナ妃5ポンド金貨に何が起きたのか」です。

過去7年間の国内オークションの落札価格の推移を、グレード別に表でまとめました。(補足:表示価格は落札価格で手数料や消費税を考慮していません)

 

[PF,PR混合、全てUC,DC]

この表を見て第一に気づくのが、2020年から2021年に急激に価格が急騰しました。

この間に、何が起きたのか考察しました。その結果がコロナの影響かそれ以外かです。

【価格高騰の原因 1:コロナの影響】

1.コロナの影響による不況、株価暴落からの資産防衛意識の高まり

・2020年初頭、コロナの影響による世界的株価暴落が起きています。(NYダウでは30%下落)これにより、「金や現物資産」にシフトする動きが加速。

2.世界的な金融緩和と紙幣価値の不信

・各国の経済対策として大規模金融緩和を実施し、大量の紙幣を発行。その結果、現金の価値に不安を持ち、金やコインに資金移動。

3.在宅時間増加によりコレクターが活発化

・ロックダウンや外出制限により、自宅で趣味に向き合う人が増加。その結果、オンラインオークションの取引件数も大幅に増加し、希少コインの争奪戦が激化。その結果、価格の高騰に繋がった。

【価格高騰の原因 2:コロナ以外】

1.イギリスコインとダイアナ妃の根強い人気

・イギリスコインの人気とダイアナ妃の人気の条件が揃う素晴らしいコインであること。1999年の単年発行で5ポンドの大型コインであること。

2.SNSやYouTubeによる市場活性化

・ディーラーなどによるYouTubeやInstagramの投稿が増加。その結果、視聴された方々のコインへの関心が一気に拡大。ダイアナの金貨が注目された可能性。

3.新しいマネー、仮想通貨の影響

・2020年以降、仮想通貨市場が再び活発になり、利益確定者が金やコインに資金を移動。

【まとめ】

新型コロナのパンデミックが、コインの価格に影響を与えたことは事実ですね。現物資産への関心が拡大した出来事になると思います。また、コロナの影響とは別にSNSやYouTubeの影響も軽視出来ません。

今回ダイアナの金貨を取り上げましたが、この状況はダイアナに限ったことではありません。アンティークコイン全般に言える事です。

次回は、現在の状況を考察したいと思います。

お楽しみに。

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